ウィリアム・モリス -デザインの軌跡/大山崎山荘美術館
役に立たないものや、美しいと思わないものを、家に置いてはならない。
ウィリアム・モリス(1834-96)は、19世紀後半のイギリスで最も傑出した芸術家・思想家のひとりです。
産業革命により粗悪な大量生産製品があふれるなか、モリスは日々の労働が創造の喜びに包まれていた中世ギルド社会の再興をめざして、アーツ・アンド・クラフツ運動を先導しました。生活の芸術化を図るという構想のもと総合的な室内装飾を手がけ、理想的な書物制作のためケルムスコット・プレスを創設するなど、その活動は多岐にわたります。
モリスのデザインは多くの人に愛され、その創作の心は現代においても、色あせることなく息づいています。
本展では、壁紙、テキスタイル、椅子、出版物等主要なモリス作品と、同時代のデザイナーたちによる作品を合わせた56点を展覧し、美しいくらしを求めたモリスの生涯とそのデザインの歩みをご紹介します。
☆★☆★ ウィリアム・モリス -デザインの軌跡 ☆★☆★
■開催日時:2018/4/21~7/16 10:00~17:00 (入館16:30まで)
休館日/月曜日 (月曜祝日は翌火曜) ただし4/30 、7/16は開館
■開催場所:アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原5-3
■料 金:一般900円 高大生500円 中学生以下無料
■お問合せ:075-957-3123
■URL :http://www.asahibeer-oyamazaki.com/