黒船来航と日本の夜明け / 日米和親条約締結160年記念
嘉永6年(1853)6月、突如浦賀沖に姿をあらわしたペリー率いる4艘の艦船。
蒸気を吐き出して進む黒船に、江戸幕府はじめ庶民にいたるまで度肝を抜かれ、大騒ぎに。
「太平の眠りを覚ます上喜撰 たった四杯で夜も眠れず」
ここから、幕末の動乱が始まり、明治維新へと日本は大きく舵をきります。
黒船来航は、日本近代化の扉をこじ開けた大事件でした。
本展では、重要文化財はじめ多くの初公開資料を展示し、黒船来航の意義、影響などをひもときます。
第63回維新土曜トーク 2014年4月5日(土)午後1時30分開催
テーマは「ペリー来航の真相」 霊山歴史館・木村幸比古副館長が講演
ペリーは嘉永6年(1853)6月、蒸気船2隻をふくむ4隻で浦賀沖にあらわれました。もくもくと煙をはいて進む艦船に当時の人々は驚き、大騒ぎとなりました。ペリーはアメリカ合衆国大統領の親書を渡し、開国を要求。翌年の来航を告げて帰国しました。翌嘉永7年(1854)2月、再びあらわれたペリーに対し、幕府は下田と箱館の開港、食糧・石炭の供給などを約した「日米和親条約」を締結しました。これ以降国内は尊王攘夷運動がわきおこり、佐幕派、倒幕派にわかれて京都を中心に騒乱が続き、ついに明治維新につながりました。
倒幕維新のきっかけとなったペリー来航の目的、ペリーの人となりなど、その真相に迫ります。(左写真は、錦絵に描かれたペリー)
霊山歴史館では、3月26日(水)から5月6日(火・祝))まで、日米和親条約締結160年記念「黒船来航と日本の夜明け」を開催し、ペリー来航に関する多くの資料を展示します。講演会と併せて、ぜひご覧ください。
☆★☆★ 黒船来航と日本の夜明け ☆★☆★
■開催日時:2014/3/26~5/6 10:00~17:30
休館日/ 4/14,4/21 (3/26~4/6・4/25~5/6 18:30 閉館)
■開催場所:幕末維新ミュージアム 霊山歴史館
京都市東山区清閑寺霊山町1
■料 金:大人700円 高校生400円 小中学生300円
■お問合せ:075-531-3773 office@ryozen-museum.or.jp
■U R L:http://ryozen-museum.or.jp/index.html