鈴木祥太 金工展 「循環」☆清課堂ギャラリー
「粘土や木などは柔らかすぎて私の好みではないのです。金属を叩くことで形が変化してゆく様に面白みを感じ、また金属が持つ一定の硬さに心地よさを覚え、この硬さが自分に合っている。」(鈴木祥太)
鈴木祥太は、金属を素材に、自然に咲く様々な植物が、芽を出し花実をつけ、種を残し、また芽が出る生命の循環のその時々の「一瞬の美しさ」を表現しています。彼は、自身と金属という素材に調和を感じ、あえて金属という硬い素材で柔らかな植物を緻密に表現する精巧な技術は、近年の金属工芸界においても稀有な存在です。
関西で初めての個展となる本展覧会では、新作である「綿毛蒲公英」をはじめ、日々の中で見過ごしてしまいそうな何気ない道端にある植物の強さや美しさを切り取った約20点の作品を発表いたします。
鈴木 祥太 プロフィール
1987年 宮城県生まれ
2010年 東北芸術工科大学芸術学部美術科工芸コース金属専攻 卒業
2011年 東北芸術工科大学芸術学部美術科工芸コース金属専攻 研究生 修了
【受賞歴】2011年 伊丹国際クラフト展 ジュエリー 優秀賞
【活動歴】東京都美術館、ヤマザキマザック美術館などで展覧会に参加。
他、国内外のギャラリー展覧会・アートフェアに数多く出品。
☆★☆ 鈴木祥太 金工展 「循環」 ☆★☆
~ 白い詩、日本庭園からの着想 ~
■開催期間:2016/3/15~3/27 10:00~18:00 ※ 会期中無休
■開催会場:清課堂ギャラリー
京都市中京区寺町通二条下ル 妙満寺前町462
■料 金 :無料
■お問合せ:075-231-3661 email: gallery@seikado.jp 担当:仲野
■URL :http://www.seikado.jp/