福を運ぶ朝鮮王朝のとりたち/高麗美術館
2017年の干支である酉にちなむ展覧会です。
中国を起源とする干支は日付や方角、時間を表わす単位として考えられ、朝鮮半島に伝播して、日本には5~6世紀頃に伝わりました。人々の身近な動物であるトリは古くから多くの物語や歌に登場します。
朝鮮王朝時代の絵画や屏風、硯、陶磁器、木工品には色鮮やかな美しい鳥、静寂の中にたたずむ鳥、そして人々の災いを持ち去る強い鳥が登場します。国境も無い昔から空を自由に飛び交う鳥は吉祥の意味をもち、平和や愛情の象徴として人々に愛されてきました。今回はさまざまな鳥と福をモチーフにした所蔵品80点による美の世界を展示いたします。
☆★☆★☆ 私のお気に入り名品展 ☆★☆★☆
■開催日時:2017/7/27~12/25 10:00~17:00
休館日/月曜日(但し、祝休日となる場合は開館、翌日休館)
■開催場所:高麗美術館
〒603-8108 京都市北区紫竹上岸町15番地
■料 金:一般500円 高大生400円 中学生以下無料
■お問合せ:075-491-1192
■U R L:http://www.koryomuseum.or.jp