知られざる「蒔絵」展
“蒔絵” それは、漆で描いた文様の上に金粉・銀粉をまいて華やかな絵模様を生み出す技法です。
日本ではこれまでの時代変遷の中で様々な技法が発達し、その緻密で豊かな表現を生み出す質の高い手仕事は海外でも高く評価されてきた。
古くより漆器商を営む象彦でも、その技術を絶やさぬよう逸品を収集し、時には国宝級の作品を模写すことでその技術を継承していました。
本展覧会では、琳派を代表する尾形光琳による国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」などの写しなどの豪華な作品群や、置目(下絵)などもあわせて公開し、作品の制作ストーリーを分かりやすく展示されています。
世界に誇れる技術力を是非ご覧頂き、日本文化の持つ優美で繊細な感性をお楽しみください。
知られざる「蒔絵」展
■開催日時:2014/3/1 ~ 3/31 10:00~17:00
休館日:水曜日(祝日の場合は翌日)
■開催場所:象彦漆美術館 京都市左京区岡崎最勝寺町10
■入 場 料:一般:300円 中学生以下無料
■お問合せ:075-752-7790 museum@zohiko.co.jp
■URL :http://www.zohiko.co.jp/museum/