百人一首を彩る女流歌人たち -小野小町とその伝説-
百人一首には小野小町や紫式部、清少納言など、平安時代を代表する女流歌人が名を連ねています。「美人の代名詞」として知られる小野小町は、『古今集』と『後撰集』に歌を残し、六歌仙や三十六歌仙に選ばれたこと以外、その生涯は謎に包まれています。のちにさまざまな伝説が生まれ、とりわけ南北朝から室町時代にかけて発展した能と結びついて大衆に広まりました。今も小町にまつわる史跡は日本各地に残されています。
今回の企画展では、百人一首を代表する女流歌人・小野小町を取り上げ、近世に描かれた華麗な歌仙絵や小町伝説をもとにしたユーモラスな絵画、小町を主人公にした謡曲に関する作品などを展示し、その多様な魅力の一端をご紹介します。
☆★☆★ 百人一首を彩る女流歌人たち -小野小町とその伝説- ☆★☆★
■開催日時:2014/1/5 ~ 3/30 10:00~17:00
休館日/月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
■開催場所:小倉百人一首殿堂 時雨殿
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
■入 館 料:高校生以上500円 小中学生300円
■お問合せ:075-882-1111 ogura@kyo.or.jp
■U R L :http://www.shigureden.or.jp