現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより
本展は、台湾資本の世界的電子機器メーカー、ヤゲオ・コーポレーションの会長、ピエール・チェン氏が四半世紀にわたり収集した現代美術コレクションを紹介するものです。
フランシス・ベーコン、ザオ・ウーキー、アンディ・ウォーホル、ゲルハルト・リヒター、杉本博司、蔡國強、ロン・ミュエク、ピーター・ドイグ、マーク・クイン(以上生年順)など、現代美術界を代表する作家の作品を、大作を中心に約70点展示します。
また、それらのなかに、サンユウ(常玉)など日本ではあまり知られていない中国・台湾の作家の作品が含まれているのも、台湾人ならではの視点を感じさせる、このコレクションの特徴のひとつです。
本展では、こうした名品をただ並べるだけではありません。「ミューズ」「崇高」「威厳」「リアリティ」「記憶」「実存的状況」「新しい美」など10の章に分け、作品の見どころや現代美術の表現の多様性を紹介するとともに、これまで美術館では正面から語られることのなかった現代美術とコレクターとの関係、作品が持つ美的価値と経済的価値の二面性に皆さんの意識を誘い、質・規模ともに世界屈指といわれるプライベート・コレクションの魅力を最大限に引き出します。
なお、本展は、日本国政府による美術品補償制度の適用を受け、開催するものです。
現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展
ヤゲオ財団コレクションより
関連イベント
講演会「本展の趣旨と見どころ」
講師:保坂健二朗(本展企画者、東京国立近代美術館主任研究員)
日時:4月11日(土)午後2時~3時30分
会場:京都国立近代美術館1F講堂
定員:100名(当日12時から1Fインフォメーションにて整理券を配布します)
※聴講無料ギャラリートーク
講師:当館主任研究員
日時:4月18日(土)午後1時~1時30分
5月23日(土)午後1時~1時30分
会場:京都国立近代美術館(1Fインフォメーションにお集まりください)
定員:20名(当日12時から1Fインフォメーションにて整理券を配布します)
※聴講無料、要観覧券
■開催日時:2015/3/31~5/31 9:30~17:00 (毎週金曜日20:00)
休館日/毎週月曜日(ただし、5月4日(月・祝)は開館)
■開催場所:京都国立近代美術館 京都市左京区岡崎最勝寺町(岡崎公園内)
■料 金:一般1200円 大学生500円 高校生・18歳以下無料
■主 催:京都国立近代美術館 東京国立近代美術館 ヤゲオ財団(台湾)
■お問合せ:075-761-4111
■U R L:http://www.momak.go.jp/ http://sekainotakara.com/