特別展「茶の湯釜の美」/泉屋博古館
「初釜」「釜開き」「釜を懸ける」など、茶事を象徴する言葉に多く用いられる釜は、茶の湯の世界において「席中の主」と称されます。江戸時代以降、茶人たちの好みを反映した茶釜製作の中心的役割を果たしてきたのが京のみやこでした。
本展では、400年の歴史を持つ大西家をはじめ、名越家、西村家など、先人の技を受け継ぎ数々の優品を産み出した、江戸から近代に至る京釜の系譜をたどります。住友家が明治から大正に懸けて収集した釜を中心に、初公開作品26件を含む約50件の作品でその魅力と見どころが紹介されています。
また、茶の湯釜の名品「芦屋釜」のふるさと、福岡県芦屋釜の里の協力のもと、茶の湯釜に込められた巧の技とその美の世界に迫ります。
関連イベント
シンポジウム「茶の湯釜の魅力を語る」
日時:2014年9月27日(土)13:30~15:30
会場:泉屋博古館 講堂
出演:大西清右衛門(大西家16代/大西清右衛門美術館館長)
新郷英弘・八木孝弘・樋口陽介(芦屋釜の里)ワークショップ「鋳物体験-古印を作ろう-」
日時:2014年10月4日(土)・5日(日)11:00~/13:30~/15:00~
会場:泉屋博古館 講堂
講師:新郷英弘・八木孝弘・樋口陽介(芦屋釜の里)
料金:参加費1000円(入館料別途要)鋳造見学会
日時:2014年9月28日(日)13:00~ 16:00 鋳込み開始14:30
会場:泉屋博物古館 駐車場 自由見学詳細は・・・・・コチラ
■開催期間:2014/9/6 ~ 10/19 10:30~17:00
休館日/毎週月曜日(ただし9/15 10/13は開館、9/161 10/14は休館)
■開催場所:住友コレクション 泉屋博古館
〒606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
■料 金:一般730円 高大生520円 小中生310円
■お問合せ:075-771-6411
■URL :http://www.sen-oku.or.jp