溶ける魚-つづきの現実 / ギャラリーフロール
タイトル「溶ける魚」は、フランスの文学者アンドレ・ブルトンが
1920年代に執筆した小説の題名から引用されています。</p>
今や「奇妙」を意味する日常語と して定着した「シュール」という言葉にいたるまで、シュルレアリスムの多大な影響は現代の日本においてもその効力を強いままに維持しています。
本展は、参加作家ひとりひとりがこの大きな美術史上の存在と今一度対峙し、それをきっかけに自らの制作を新たな目で再確認するための場でもあります。
「溶ける魚」「シュルレアリスム」というキーワードと出品作家それぞれの作品、また作家の作品同士が様々に化学反応を起こし、鑑賞者の心の中に「つづき」の物語を紡ぎだすこと、さらには美術史の「つづき」としての現代美術の魅力を鑑賞者に開示する機会となれば幸いです。
「溶ける魚 -つづきの現実」実行委員会(代表 衣川泰典、高木智広)
☆★☆★溶ける魚-つづきの現実☆★☆★
■開催日時:2013/01/10 ~ 01/26 10:30~18:30 休館日:日曜・祝日
■開催場所:京都精華大学ギャラリーフロール
京都市左京区岩倉木野町137
■入館料金:無料
■お問合せ :075-702-5291
http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/