横尾忠則、教授に
京都市立芸大、客員教授に就任
京都市立芸術大は、美術家横尾忠則さん、日本画家の森田りえ子さん、美術家の森村泰昌さん3人を来年4月1日付で客員教授に就任すると発表した。
横尾さんは兵庫県出身。60年代から制作を繰り返す刺激的な女性の「ピンクガール」シリーズをはじめ、絵画や小説など幅広い分野で活躍を続けている。
大学が「学生に刺激を与えられる人物」として就任を要請していた。年数回の講義を予定している。
マリリン・モンローなどに変装したセルフポートレート表現で知られる美術家森村泰昌さん(61)と、京都迎賓館や金閣寺などの絵画を手掛けた日本画家森田りえ子さん(57)とも市立芸大出身。
横尾忠則さんは
兵庫県生まれ。美術家、多摩美術大学教授。60年代よりグラフィックデザイナーとして活躍。69年第6回パリ青年ビエンナーレ展版画大賞、他受賞多数。72年ニューヨーク近代美術館で個展を開くなど国際的に高い評価を受ける。81年に画家に転向後、各国ビエンナーレに出品。95年毎日芸術賞。2000年ニューヨークADC Hall of Fame授与 (殿堂入)。01年紫綬褒章。内外80の美術館に作品が収蔵されている。ここ数年は美術館での個展が続いている。
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