昭和という時代 木村伊兵衛展
木村伊兵衛は日本における近代写真の第一人者です。常に日本の写真界を牽引し、躍動感あふれる昭和の人々を写した写真は、今もなお多くの人を魅了してやまない。
ライカのコンパクトで軽快な性能を生かし、それまで主流であった絵画的な表現から、動的印象を捉えるスナップ写真という新しい表現方法を開拓した木村伊兵衛は、下町の暮らしや、沖縄、秋田など地方に赴いて農村の生活を撮影しました。その土地の人々との交流の中で捉えた一瞬のしぐさや表情、その息使いさえも伝わってくるような作品は、被写体の内面を自然に引き出す木村の優れた写真眼を感じることができます。
本展では「戦前・戦後」「庶民の町」「日本列島」「人物」「秋田」というテーマを何必館コレクションより厳選した60点の作品で構成している。
木村 伊兵衛(きむら いへい)/
1901年12月12日 – 1974年5月31日)は戦前・戦後を通じて活躍した日本を代表する著名な写真家の一人。 報道・宣伝写真やストリートスナップ、ポートレート、舞台写真などさまざまなジャンルにおいて数多くの傑作を残している。特に同時代を生きた写真家、土門 拳とはリアリズム写真において双璧をなす。
☆★☆★ 昭和という時代 木村伊兵衛展 ☆★☆★
■開催日時:2016/9/3~10/30 10:00~18:00
休館日/月曜日 (祝日は開館)
■開催場所:何必館・京都現代美術館
京都市東山区祇園町北側271
■入 場 料:一般1000円 学生800円
■お問合せ:075-525-1311 mailto:kaahitsukan@kahitsukan.or.jp
■U R L :http://www.kahitsukan.or.jp