“日本画 初めの一歩” /京都市学校歴史博物館
小学校における図画教育は明治時代からはじまり、文明開化の一環とされました。
それゆえ明治初期の小学校では、図画の授業は西洋に倣って鉛筆による洋画を行っていまし た。
しかし明治20年代になると、古来より日本画の中心地であった京都では毛筆を使った日本画教育の必要が叫ばれるようになります。
伝統産業を重視する気 風もあり、京都では全国にさきがけて小学校で日本画の授業が行われ、京都独自の教科書も多く作られました。
本展では学校に残された明治期の文書資料・絵画 作品・教科書などを展示し、京都において先駆的に日本画教育が始められた経緯や教育の実態を振り返ります。そうした時代に使われていた教科書や、日本画の教科書をつくった画家の作品を約50点展示します。約150年前の図画の授業をかいまみることができます。
企画展 -教科書にみる明治美術教育-
☆★☆ 日本画 初めの一歩 ☆★☆
■開催日時:2016/4/23~6/28 9:00~17:00
休館日/水曜日(祝日の場合は翌平日)
■開催場所:京都市学校歴史博物館
〒600-8044 京都市下京区御幸町通仏光寺下ル橘町437
■料 金:大人200円 小中高生100円 京都市内の小・中学生の土日は無料
■お問合せ:075-344-1305 rekihaku-igyou@edu.city.kyoto.jp
■U R L:http://kyo-gakurehaku.jp/