日本の創作人形作家たち展
約150名の作家たちの想いがこめられた作品を一堂に展覧!
「人形」は古くは「人形(ひとがた)」と言われていました。それは、人類が近代文明を築く以前に作りあげた、人間を象った偶像として存在していました。この偶像は、人々の絆を強める象徴として、時には大自然への畏敬や死者への尊厳の表現として、また、ある時は人類の存在や拠りどころの象徴として、宗教的意味合いを持つまでに昇華されたものでした。現代においては、この偶像が広く一般に普及し、玩具の一分野として見なされることが多くなり、遊戯具や観賞用として人々の身近なものとなりました。
本展では、『DOLL EXPO 2012』で発表された作品を中心にご紹介します。重要無形文化財の各個認定の保持者(人間国宝)である秋山信子氏、林駒夫氏、文化功労者の奥田小由女氏を含む6名の特別出品作家をはじめ、約150名の人形作家の作品を一堂に展覧いたします。優れた手技と豊かな表現力で見る者の心をとらえて離さない作品を創りあげる作家たち、そして多様な表情を見せる人形の魅力を十分にご堪能ください。
☆★☆★ 日本の創作人形作家たち展 ☆★☆★
■開催日時:2014/3/1~3/30 10:00~20:00
■開催場所:美術館「えき」KYOTO
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
■主 催:読売新聞社、東映
■料 金:一般 800円 高・大学生 600円 小・中学生 400円
■お問合せ:075-352-1111(大代表)
■U R L:http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html#doll