新島公義宛書簡等資料の紹介
同志社社史資料センターでは、2015年度に新島襄の実弟・双六(そうろく)の養子である新島公義(にいじま・きみよし/1861-1924)の関係資料を購入しました。
この資料群は全852点(うち730点は葉書)、時期は明治21年(1888)から明治36年(1903)で、ほとんどが公義宛の書簡です。書簡の差出人には公義の実家である植栗家や、実業家・政治家で同志社の社員(理事)も務めた中村栄助、ジャーナリスト徳富蘇峰など、同志社関係者が多く含まれています。
資料のうち年賀状が326点とかなりの部分を占めますが、この他に公義の新潟・長野での伝道、同志社とアメリカン・ボード(アメリカのキリスト教伝道組織)との対立、公義の実業界転身に関する資料もあります。
購入された資料群は、襄没後の公義の動向や人物交流を知る上で、大変興味深いものといえます。
本展では、資料群の中から12点を選び、紹介されます。
同志社社史資料センター新収蔵品展
☆★☆★☆ 新島公義宛書簡等資料の紹介 ☆★☆★☆
■開催日時:2016/12/06~2016/12/27 10:00~17:00
休館日/月曜日 12/23(金・祝)12/25(日)
■開催場所:ハリス理化学館同志社ギャラリー
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学今出川キャンパス内
■料 金:無料
■お問合せ:075-251-2716
■U R L:http://harris.doshisha.ac.jp/