新作”純”狂言集 マリコウジ
昨年、大好評を博した茂山童司作・演出による
新作狂言の会、第二弾開演!!
マリコウジとは・・・茂山千五郎家に聯綿と受け継がれる古典狂言約二百曲。
「新作”純” 狂言集マリコウジ」では今後次代のレパートリーとして、また未来の古典として、それら二百の古典狂言と共に茂山家に残ることを希求し、毎年新作を二作品上演する。
前回の公演では男と女を題材にした作品で会場を笑いの渦に巻きこんだ。
今回新たに狂言集に名を連ねる作品には狂言では馴染み深い鬼と山伏が登場する。
異界の力をもつものと人とが織りなす物語、初演を目にするあなたは作品からどんなメッセージを受け取りそして100年後の観客にはどう映るのか。
将来、古典狂言の太い幹の一部となるよう今年も笑いの種蒔きを始める。
歴史的初演を見逃すな。これが、2100年の古典だ。
■新作「二人山伏」
山伏:茂山正邦 山伏:茂山逸平 茶屋:島田洋海
山伏が田舎の茶屋で休息していると、偶然そこにもう一人山伏がやってくる。最初はお互い仲良く話しているが、些細なことから喧嘩になりどちらの法力が強いかを競うことになる。二人は茶屋の亭主を祈り伏せようとするもそんなものが効くはずもなく…。■新作「鬼ヶ酒屋」
男:丸石やすし 酒屋:茂山茂
ここは人里離れた山の中。鬼の造り酒屋がひっそりと暮らしている。そこに無類の酒好きという男がこの所に酒屋があると聞いてやってくる。人間を避ける鬼の酒屋は穏便に帰って貰おうと頭を下げるが男もなかなか引き下がらず…。■古典狂言「右近左近」(京都公演)
■古典狂言「二千石」(東京公演)■アフタートーク:
茂山童司 × 木ノ下歌舞伎主宰 木ノ下裕一 (京都公演)
茂山童司 × 茂山正邦 茂山茂 茂山逸平 (東京公演)
■開催日時:2015/4/19 開場 13:30 開演14:00
■開催場所:大江能楽堂
〒604-0944 京都市中京区押小路通柳馬場東入橘町646
■主 催:童司カンパニー
■料 金:4500円(全席自由・整理番号付)
■お問合せ:075-231-7625
■U R L:http://dojicompany.jp/marikoji/
http://www.asahi-net.or.jp/~tn4m-ooe/index.html