意志、遺言、そして未来-報道写真家・福島菊次郎
戦後、10年以上にわたり原爆症に苦しむ家族を記録した作品により報道写真の世界へ入った福島菊次郎は、全共闘運動、三里塚闘争、自衛隊と兵器産業、環境問題など多岐にわたるテーマで激動する時代を写真に収めてきました。権力に迎合しないことを信念に撮り続けた写真は、戦後の日本が歩んできた道、残してきた課題を私たちに伝えています。本展はこれまで700を超える会場にて展示された福島自作のパネルによる写真展です。
※5/15(日)は国際博物館の日のため無料公開
映画上映会&監督トーク
「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」
(監督:長谷川三郎、製作:Documentary Japan.104 co ltd、2012年)日 時:2016年5月14日(土)13:00~15:30(12:30開場)
会 場:アンスティチュ・フランセ関西ー日本 稲畑ホール1961年「ピカドン ある原爆被災者の記録」で日本写真批評家賞特別賞を受賞。プロの写真家として総合雑誌グラビアに約3,300点を発表。1982年、第一線を離れ瀬戸内海の離島で自給自足生活をするが、1988年病のため断念。1989年から自作のパネルで写真展の巡回を始める。94歳で亡くなるまで精力的に活動した。
【主な著作】
『ピカドン ある原爆被災者の記録』1961、東京中日新聞/『迫る危機 福島菊次郎遺作集 自衛隊と兵器産業を告発する!』1970、現代書館/『原爆と人間の記録』1978、社会評論社/『証言と遺言』2013、DAYSJAPAN
同時開催 堀川御池ギャラリー会場
〒604-0052京都市中京区押油小路町238-1
地下鉄東西線「二条城前」駅 2番出口より徒歩3分
会 期:2016年4月23日(土)~5月22日(日) 月曜休館
開館時間:11:00~19:00
2016年度春季特別展/KYOTOGRAPHIE 2016共同企画
★☆★ WILL:意志、遺言、そして未来-報道写真家・福島菊次郎 ★☆★
■開催期間:2016/4/23~5/29 9:30~16:30
休館日/月曜日 4/30 5/6 5/14
■開催場所:立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール
603-8577 京都市北区等持院北町56-1
■料 金:大人400円 中高生300円 小学生200円
■お問合せ:075-465-8151
■URL :http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/index.html