岩澤重夫展 ―日本の心を風景に描く―
岩澤重夫画伯は雄大な風景画や細密な花などを描いて独自な画風を確立し、日本美術界の発展に大きく寄与しました。日展に数多くの作品を出品し文部大臣賞や日本芸術院賞を受賞し、平成21年には文化功労者に選出されましたが、同年11月に鹿苑寺(金閣寺)客殿の障壁画63面を完成させ82歳の生涯を閉じられました。完成を記念して平成22年より京都・大分・東京で開催された「鹿苑寺(金閣寺)客殿障壁画完成記念岩澤重夫展」では多くの方々に来場いただき好評を得ました。その開催より5年の歳月が流れました今、画伯ゆかりの相国寺承天閣美術館で本展を開催します。
代表作40点余と素描を展示し、またアトリエを再現して改めて画伯の足跡を振り返ります。
常設展示
第一展示室
夕佳亭
第二展示室
重要文化財 伊藤若冲筆
「鹿苑寺大書院障壁画 葡萄小禽図床貼付」
「鹿苑寺大書院障壁画 月夜芭蕉図床貼付
☆★☆★ 岩澤重夫展 ―日本の心を風景に描く― ☆★☆★
■開催日時:2015/12/12~2016/3/21 10:00~17:00
会期中無休(年末年始12/27~1/5)
■開催場所:相国寺承天閣美術館
〒602-0898 京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
■入館料金:一般800円 65歳以上・大学生600円 中高生300円 小学生200円
■お問合せ: 075-241-0423
■URL : http://www.shokoku-ji.jp/top.php