実相院門跡展 —幽境の名刹—
京都洛北、岩倉の地に所在する実相院。そこは皇族や上級貴族出身の僧侶が住職となる門跡寺院でした。諸方面から尊崇された実相院には、格式の高さが窺える数多くの資料や建造物が残されています。
平成27年3月に京都市文化財に指定された「実相院文書」は、中世に遡る門跡寺院の歴史を鮮やかに描き出し、文化の重要拠点であったことを物語る文学書とあわせて、歴史資料として極めて高い価値を有しています。
また、江戸時代に活躍した狩野派の雄壮な襖絵や杉戸絵、表情豊かに気品溢れる仏像は、四季折々に美しい姿を見せる庭園とともに、その荘厳な空間を構成しています。
本展覧会では、これらの資料を通して、秘められた門跡寺院の歴史に迫ります。
前期展示 2月20日(土)〜3月21日(月・振休)
後期展示 3月23日(水)〜4月17日(日)
連続講演会「門跡寺院・実相院を読み解く」
第一線で活躍する研究者が、洛北の名刹・実相院の秘密に迫ります。
① 奥平 俊六氏(大阪大学/日本絵画史)日時:2016年2月27日(土) 10:30-12:00
② 廣田 收 氏(同志社大学/国文学)日時:2016年3月12日(土) 10:30-12:00
③ 井上 一稔 氏(同志社大学/仏教美術史)日時:2016年3月19日(土) 10:30-12:00
④ 宇野 日出生 氏(京都市歴史資料館/歴史学)日時:2016年3月26日 10:30-12:00
場 所:
各回 当館3Fフィルムシアター
定 員:
各回 150名 *申込要
申 込:
先着順 講演会それぞれ参加者1名毎にお申込みください。
①〜④ 申込方法(WEB申込 または 往復はがきにて)
☆★☆ 実相院門跡展 —幽境の名刹—☆★☆
■開催日時:2016/2/20 ~4/17 10:00~18:00 (金曜日 ~19:30)
休館日/月曜日(休日の場合は開館、翌日休館)
■開催場所:京都文化博物館 4階特別展示室
〒604-8183 京都市中京区三条高倉
■料 金:一般1100円(900円)大高生700円(500円) 中小生400円(300円)
■お問合せ: 075-222-0888
■U R L:http://www.bunpaku.or.jp/