四君子苑公開★春季取り合わせ展「花どき」/北村美術館
四君子苑 国・登録有形文化財の公開
公開日 : 2015年(平成27年)4月21日(火)~ 4月26日(日)
開苑時間 :午前11:00~午後3:00
入 苑 料 :共通券(美術館入館料を含む)2,000円
四君子苑(しくんしえん)は茶苑と数寄屋造りの建物(旧北村邸)で、その由来は、菊の高貴、竹の剛直、梅の清洌、蘭の芳香を四君子と中国で讃える風習があり、その菊、竹、梅、蘭の頭の文字が「きたむら」と読めることから、その品格風格にあやかることを祈って、北村謹次郎が命名した。
四君子苑の数寄屋造りの建物は、京数寄屋の名棟梁と謳われた北村捨次郎の晩年の作品で、昭和15年に着工し昭和19年に完成した。又、昭和38年には近代数寄屋建築の泰斗・吉田五十八により母屋が近代数寄屋建築に建替えられた。
その後平成13年に国の登録有形文化財に「玄関・寄付(よりつき)」「渡廊下・外腰掛」「表門」並びに「離れ茶席」が夫々指定された。
四君子苑は「石造物の宝庫」として知られ、多種多彩な石造美術品が約60点配置されている。その中には、嘉禎3年(1237)の刻印をもち日本最古の年銘入りと貴重視されている石燈籠、旧報恩寺形の本歌で、姿が洗練されて美しく鎌倉時代の名品とされる八角形の石燈籠、鶴の塔の通称がある古式の宝篋印塔が含まれている。 これらは鎌倉時代の作の優品で、3点とも国の重要文化財に指定されている。
四君子苑の茶室は、鴨川を隔てて大文字を正面に望む広間「看大」始め、主茶席小間「珍散蓮」などがある。
四君子苑の公開は春と秋に一定期間内部を公開している。
☆★☆★☆ 四君子苑公開★春季取り合わせ展「花どき」 ☆★☆★☆
■開催日時:2015/3/14~6/14 10:00~16:00
休館日/月曜日、 祝日の翌日
※月曜日が祝日の場合は開館 ※祝日の翌日が土日の場合は開館
■開催場所:北村美術館
〒602-0841 京都市上京区河原町通今出川下ル1筋目東入梶井町
■料 金:一般600円 学生400円
■お問合せ:075-256-0637
■U R L:http://kitamura-museum.com/index.html