千總460年の歴史-京都老舗の文化史-
1555年に法衣業を創始した初代千切屋輿三右衛門を祖とする千總が創業460年を迎えます。室町時代から続く老舗の歴史を辿るとともに円山応挙等優れたコレクションを展示。
千切屋の一門は江戸時代に衣棚町を中心に興隆し、惣左衛門家は主に東本願寺を中心に法衣(織)を取り扱い、江戸中期頃から友禅(染)も手掛けるようになりました。
明治期、天皇の東幸や周辺の公卿の東京移転、廃仏毀釈や閉鎖に追い込まれる寺などの社会の大きな変動の中で、京都の産業界は生き残りの模索を余儀なくされます。漢学者三国幽眠の息子・直篤は、養子となって十二代西村總左衛門となり、この大変動の窮地において、新しいビロード友禅などの技術によって新境地を開き、海外博覧会にも出品してその名を広く知らしめました。
展覧会構成
1 千切屋の創始 2 法衣商からの創業
3 近代の変革
1)博覧会への参画
2)京都画壇との連携
3)衣装とデザイン
4 昭和から現代へ
本展は、10年ぶりの公開となる重要文化財 円山応挙「保津川図屏風」寛政7年(千總蔵)をはじめ、古文書、古写真を含めた約100点を京都文化博物館と千總ギャラリーで展示(文博約90点 千總ギャラリー約10点)。会期中一部展示替えがあります。
☆★☆★ 千總460年の歴史-京都老舗の文化史- ☆★☆★
■会 期:2015/1/6(火)~ 2/11(水・祝) 10:00~19:30
休館日/毎週月曜日(但し、祝日開館、翌日休館)
■第1 会場:京都文化博物館 〒604-8183 京都府京都市中京区東片町623-1
■入 場 料:一般500円 大学生400円 高校生以下無料
■お問合せ:075-222-0888 office*bunpaku.or.jp(*を@にしてください)
■URL :http://www.bunpaku.or.jp
☆★☆★☆ 千總460年の歴史-京都老舗の文化史- ☆★☆★☆
■開催日時:2015/1/20(火)~ 2/11(水・祝) 10:00~19:00
休館日/毎週月曜日(但し、祝日開館、翌日休館)
■第2 会場:千總ギャラリー 〒604-8166 京都市中京区三条烏丸西入御倉町80番地 千總本社ビル2階
■入 場 料:無料
■お問合せ:075-221-3133
■U R L:http://www.chiso.co.jp