印象派の画家たちが活躍した19世紀後半は、
水辺が生活に潤いをもたらす余暇を過ごす場所として クローズアップされた時代でも
ありました。

本展では、
セーヌやノルマンディの「水辺」を舞台に描かれた73点の作品で、
彼らが追い求めた 「光の中の風景」に迫ります。

都市部の近代化にともない、市民のあいだに休日のレジャーが普及すると、
アルジャントゥイユやブージ ヴァルといったパリ近郊のセーヌ川沿いの町や村が、
身近な行楽地として人々を惹き付けました。

都会の喧騒を離れた豊かな自然とともに、レジャー客でにぎわう行楽地の様子は、
同時代の市民生活を 描き出した印象派の画家たちの創作意欲を掻き立てる
格好のテーマとなりました。

オルセー美術館やボストン美術館、ワシントン・ナショナルギャラリーなど、
世界の有名美術館から、
モネやシスレーなど陽光の輝きや大気の震えまでも表現する印象派の名画が
京都文化博物館に集結します！

ぜひご覧ください。

■開催期間：2014年3月11日（火）～5月11日（日）
■開催会場：京都文化博物館　3・4階展示室（京都市中京区三条高倉）
■休 館 日：月曜日休館
※4月28日(月)、5月5日(月・祝)、5月6日(火・祝)は開館、5月7日(水)は休館
■開室時間：10:00～18:00(入場は30分前まで)
※金曜日は10:00～19:30(入場は30分前まで)
■入 場 料：一般 1200円(前売り900円)　大高生 800円(700円)　中小生400円(300円)
■主 　 催：京都府、京都文化博物館、産経新聞社、京都新聞
■お問合せ：TEL.075-222-0888
■URL ：http://www.bunpaku.or.jp