京都の日本画とかな書による百人一首屏風展
日本を代表する芸術家である書家の日比野光鳳氏と日本画家の上村淳之氏。
お二人がそれぞれの協力者とともに、百人一首をテーマとした六曲二双の扇面書画屏風を作製し、その完成を記念した企画展を開催します。
日比野光鳳氏と上村淳之氏が時代を経て百人一首をどう読み解き、絵画・書において表現するか?ー
百人一首の奥深い世界を感じていただくと同時に、一流の芸術作品を鑑賞いただきます。
また併せて、京都府所蔵の秋野不矩、上村 松篁、小野竹喬、山口 華楊他の絵画作品を展示、同時に日比野 五鳳、日比野光鳳の書も展示します。
日比野光鳳(ひびの・こうほう)
書家・日比野五鳳の子として京都市に生まれる。幼い頃より書に親しむ。1992年京都府文化賞功労賞。日展総理大臣賞受賞後、1999年日本芸術院賞を受賞、読売書法会常任総務。2002年花園大学文学部客員教授。2004年旭日小授章受章。京都書作家協会会長、のち顧問、水穂会会長、全日本書道連盟顧問。2008年父に続き親子2代で日本芸術院会員に選ばれる。2011年文化功労者。
上村淳之(うえむら・あつし)
日本画家、公益財団法人松伯美術館館長
1933年京都市に生まれる。京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)専攻科修了。1992年京都府文化賞功労賞。日本芸術院賞。元京都市立芸術大学名誉教授・副学長。創画会員、日本芸術院会員、京都市学校歴史博物館館長。2013年文化功労者。
☆特別展示☆京都府所蔵 日本画コレクション
会期中、併設展として京都府が所蔵する多彩な日本画作品から、京都画壇の大家が手がけた作品を特別展示します。
山口華楊、秋野不矩、上村松篁、小野竹喬など、京都ゆかりの作家による作品をお楽しみください。※前期・後期で作品の入れ替えがございます。
【前期】4月8日(水)~5月17日(日)/【後期】5月19日(火)~6月21日(日)
-日比野光鳳と上村淳之 監修
■開催日時:2015/4/8~6/21 10:00~17:00
休館日/月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
■開催場所:小倉百人一首殿堂 時雨殿
〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
■観覧料金:高校生以上500円 小中学生300円
■お問合せ:075-882-1111 ogura@kyo.r.jp
■U R L:http://www.shigureden.or.jp