京漆芸美展 -japanという名の小宇宙-
-京漆器(京漆芸品)とは-
奈良時代に唐から伝来した技法を基に独自の美的感覚で技術を確立する。16~17世紀には生産の分業化がみられ本阿弥光悦などの名工も現れて,茶道の興隆とともに盛んになる。塗りや加飾に様々な技法があり、真塗りや華麗な蒔絵などが京漆器の代表となっている。木地に桧,杉,栃などを使い,食器類をはじめ家具調度品類や茶道具類を生産している。
今回の展示会では,京都漆器工芸協同組合と京都漆器青年会による合同の作品展です。業界で長年にわたり技術の研鑽と作品作りに取り組んできた伝統工芸士などによる作品と,同組合青年会による京都の伝統技法を取り入れた斬新な企画デザインの作品も展示します。
京漆器の豪華で繊細な技術,技法をはじめ,伝統を守りながらも現代生活に適応した作品等も幅広く紹介されていますので,是非ご覧ください。
匠(たくみ)【伝統工芸職人 実演】
土・日・祝 開催時間:13:00~16:00
京都の伝統工芸品の工程を月替わりで実演
京都伝統産業ふれあい館では、伝統工芸品の中から代表的な品目を毎月厳選し匠による精巧で多彩な技の実演を行います。 一つの作品が完成するまでにどのような作業がなされ、どれほどの手が加えられるか。時代を超えて生き続ける伝統工芸品の制作過程をご覧ください。
6月の実演: 京漆器 7月の実演: 京扇子・京うちわ
■開催日時:2014/6/13~7/13 9:00~17:00 会期中無休
■開催場所:京都伝統産業ふれあい館
〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 みやこめっせ地下1階
■主 催:京都漆器工芸協同組合、京都漆器青年会、(公財)京都伝統産業交流センター
■料 金:無料
■お問合せ:075-762-2670 fureaika@miyakomesse.jp
■U R L:http://www.miyakomesse.jp/fureaika