上村松篁展 / 京都国立近代美術館
本展は、母・松園譲りの「品があって匂い立つ」ような作品を追求し続けた松篁芸術の軌跡を詳細に紹介する大規模な回顧展です。《樹下遊禽》、《孔雀》、《丹頂》等の代表作を含む初期から晩年に至るまでの本画約75点と素描、挿絵原画約30点により、近現代の京都画壇において格調高い花鳥画を描き続けた上村松篁の足跡を辿ります。その画業を存分にご堪能ください。
プロフィール/上村 松篁(うえむら しょうこう、1902年(明治35年)11月4日 – 2001年(平成13年)3月11日)は日本画家。京都府京都市中京区生まれ。本名、信太郎。 京都市立芸術大学名誉教授。
1921年(大正10年)、京都市立絵画専門学校(現:京都市立芸術大学)に入学すると同時に西山翠嶂に師事。画塾の青甲社に入塾する。 その後は帝展・日展で主に作品を発表したが、1948年(昭和23年)に日展を離れ、数名の画家と共に新団体『創造美術』を結成。徹底した写実に基づいた格調の高い花鳥画を得意とし、多くの名作を残した。1984年(昭和59年)文化勲章を受章。ちなみに母・上村松園も文化勲章を受章しており、親子2代での文化勲章受章は史上初であった。1994年(平成6年) 松伯美術館が開館、2001年(平成13年)心不全のため死去。98歳
母は近代美人画の大家、上村松園。息子も同じく日本画家の上村淳之である。
関連イベント
講演会
■「自然との対話の中で」
講師:上村淳之氏(文化功労者・日本芸術院会員・日本画家)
日時:6月7日(土)午後2時~3時30分
■「上村松篁画伯の人間像-12年に及ぶ撮影を通して」
講師:飯島幸永氏(写真家)
日時:6月21日(土)午後2時~3時30分
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
定員:100名(午前11時から1階インフォメーションにて整理券を配布します)
※聴講無料
※前売券(当日券の200円OFF)は、5月26日(月)までの期間限定販売!
■開催日時:2014/5/27~7/6 9:30~17:00 (毎週金曜日20:00)
休館日/毎週月曜日
■開催場所:京都国立近代美術館 京都市左京区岡崎最勝寺町(岡崎公園内)
■料 金:一般1300円 大学生900円 高校生500円 中学生以下無料
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。
■主 催:京都国立近代美術館 日本経済新聞社 京都新聞
■お問合せ:075-761-4111
■U R L:http://www.momak.go.jp/