パリの日常 WILLY RONIS 展/何必館・京都現代美術館
ウィリー・ロニス(1910-2009)は、アンリ・カルティエ=ブレッソンやロベール・ドアノーとともにフランスが生んだ世界的な写真家です。まさに20世紀の証人ともいえる彼は、ルポルタージュ、広告、ファッションなどの幅広い分野の作品を数多く残しました。
本展は、ウイリー・ロニスが生涯をかけて撮影したパリの日常に焦点を当て、何必館コレクションの中から厳選されたサイン入りオリジナルプリント約60点を展覧いたします。
ウィリー・ロニス
1910年、フランス・パリに生まれる。当初音楽家を志すが、1937年より本格的に写真家の道を歩み始める。1947年コダック賞受賞。1951年にはアンリ・カルティエ=ブレッソンらと共にニューヨーク近代美術館(MoMA)の展覧会に作品を出品。1957年にはヴェネツィア・ビエンナーレにて金賞を受賞する。
1972年よりアヴィニョンの芸大、プロヴァンス大学文学部、及び科学部の講師となり、約10年近く写真教育に専念する。
1985年、フランス国立写真センター美術館にて回顧展を開催。国への作品の寄贈を発表し、芸術文芸受勲者となる。1989年にはレジョン・ドヌール勲章を受章、1995年には文化功労受勲者となる。
2000年、日本初個展となる「ウイリー・ロニス展」を何必館・京都現代美術館にて開催。その後2003年にはドイツ、ライプツィヒのカメラとフォト博物館にて展示を行う。2009年、パリにて逝去。享年99歳。
☆★☆★ パリの日常 WILLY RONIS 展 ☆★☆★
■開催日時:2015/6/6~7/26 10:00~18:00
休館日/月曜日 (但し7月20日は開館)
■開催場所:何必館・京都現代美術館
〒605-0073 京都市東山区祇園町北側271
■入 場 料:一般1000円 学生800円
■お問合せ:075-525-1311 kaahitsukan@kahitsukan.or.jp
■U R L :
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