バルテュス展 Balthus: A Retrospective
ピカソをして「20世紀最後の巨匠」と言わしめた画家バルテュス(本名バルタザール・クロソフスキー・ド・ローラ、1908-2001)。 時が止まったように静謐な風景画や、バルテュス曰く「この上なく完璧な美の象徴」である少女のいる室内画など、どこか神秘的で緊張感に満ちたバルテュスの絵画は、多くの人々に愛され続けています。
本展は、1967年にバルテュスと結婚した節子夫人の全面的な協力を得て開催する、国内では没後初かつ最大規模の大回顧展となります。
世界の名だたる美術館のコレクションの40点以上の油彩画に加えて、公開されることの少ない個人蔵の作品、素描や愛用品など、あわせて約100点を紹介するとともに、晩年を過ごしたスイスの「グラン・シャレ」と呼ばれる住居に残るアトリエを初めて展覧会場で再現し、孤高の画家バルテュスの芸術が生み出された背景を探ります。
<バルテュス展 関連イベント>
・節子夫人による特別トークショー「節子夫人が語るバルテュス」
出演:節子・クロソフスカ・ド・ローラ
日時:7月5日(土)①午前10時30分~午前11時30分 ②午後2時~午後3時
場所:京都市美術館講演室
料金:参加費は無料。ただし本展観覧券(半券可)が必要
定員:各回先着80名(申込不要,当日各1時間前より正面玄関受付前で整理券を配布)
※各回とも内容は共通です。・記念講演「バルテュスと出会って」
講師:森口邦彦(染色家,重要無形文化財「友禅」保持者)
聞き手:尾﨑眞人(京都市美術館学芸課長)
日時:7月13日(日)午後2時~午後3時30分
場所:京都市美術館講演室
料金:参加費は無料。ただし本展観覧券(半券可)が必要
定員:先着80名(申込不要,当日1時間前より正面玄関受付前で整理券を配布)・展覧会解説講座「バルテュス展の見どころ」
講師:尾﨑眞人(京都市美術館学芸課長)
日時:①8月3日(日)②8月10日(日)③8月31日(日) 午後2時から午後3時30分
場所:京都市美術館講演室
料金:参加費は無料。ただし本展観覧券(半券可)が必要
定員:各回先着80名(申込不要,当日1時間前より正面玄関受付前で整理券を配布)
※各回とも内容は共通です
。
■開催日時:2014/7/5~9/7 9:00~17:00
休館日/月曜日(祝日の場合は開館)
■開催場所:京都市美術館
606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内)
■料 金:大人1500円 高大生 1000円 小中学生 500円
■主 催:京都市 京都新聞
■お問合せ:075-771-4107
■U R L:http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/exhibition/2014fiscal_balthus.html