チャングムが生きた時代-女性たちの生活と服-
朝鮮時代(1392~1910年)の社会や風習に基づく「衣・食・住」をテーマとする展覧会です。
特に、アジア圏で大ヒットした大韓民国の歴史ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」(MBC放送、原題は「大長今」)に代表される朝鮮時代を生きた女性たちに焦点を当て、
儒教に基づく居住空間で生み出された陶磁器や絵画、家具、刺繍品など様々な生活用具を通じ、伝統的な「暮らしの美」を紹介します。
また、16世紀から19世紀までの伝統衣装を忠実に再現した作品(約20件)を特別展示します。

さらに本展では、世界記録遺産に登録された朝鮮時代の医学書『東医宝鑑』(許浚(ホジュン)編著、初刊は17世紀。展示するのは19世紀の重刊本)等を併せて紹介し、朝鮮の医学(韓医学)や“薬食同源”に基づく飲食文化の発達を展観します。(出品総数約100点)
関連イベント
■研究講座
朝鮮王朝の食文化~現代に根付く“薬食同源”
数々の韓国歴史ドラマの日本語版監修をされ、2013年に大韓民国政府から「王冠文化勲章」を受章された韓国社会論専門の朝倉敏夫先生に、朝鮮時代の食文化について詳しくお話いただきます。
日 時:2月14日(土) 午後1時30分~3時(受付は午後1時から)
講 師:朝倉敏夫先生(国立民族学博物館民族社会研究部教授)
参加費:500円(別途入館料が必要)
定 員:80人■ワークショップ
「刺繍で“福壽”飾りを作る」
上質の麻布と糸を使って、新春にふさわしい“福寿”の二文字を刺繍し、素敵な木製額入り作品を作ります。※定員に達しましたので、受付は終了しました。
日 時:1月31日(土)、2月15日(日) 午後1時~4時
講 師:都年子先生(ト・ヨンジャ、韓国刺繍・韓国茶道専門)>
参加費:4,500円(材料費込、ただし別途入館料が必要)
定 員:10人限定 ※老眼鏡が必要な方はお持ちください。「料理教室~朝鮮王朝の伝統料理を作る」
朝鮮時代から伝わるおかずのレシピを専門家に教わり、調理していただきます。“薬食同源”のレシピを、ご家庭にぜひ取り入れてみてください。
日 時:2月21日(土) ①午前10時~ / ②午後2時~
講 師:な・すんじゃ先生(韓国伝統料理研究家)
参加費:4,500円(別途入館料が必要)
定 員:各回20人限定 ※エプロンは各自ご持参ください。
☆★☆★☆ 「チャングムが生きた時代-女性たちの生活と服-」 ☆★☆★☆
■開催日時:2015/1/10~3/29 10:00~10:00~17:00
休館日/月曜日(ただし、1/12は開館、1/13休館)
■開催場所:高麗美術館
〒603-8108 京都市北区紫竹上岸町15番地
■料 金:一般500円 高大生400円 中学生以下無料
■お問合せ:075-491-1192
■U R L:http://www.koryomuseum.or.jp