ガラスケースを出た薬師三尊像 勢ぞろい / 若狭・多田寺の名宝展
京都市街から北上し、日本海に抜けると、そこは「海のある奈良」とも称される若狭・小浜。
どこか懐かしい田園風景の中に古寺が点在する小浜は、文化財の宝庫として知られています。
中でも多田寺は奈良時代から平安時代にかけて造立された若狭最古の木彫り像を祀る古刹です。
その多田寺の秘仏本尊・薬師三尊像が、寺外で揃って初公開されています。
新発見の仏像・仏画を含め、多田寺に伝来した宝物のすべてが展観され、若狭で祀られる薬師如来像や、関連する薬師信仰の資料も勢揃いしています。
☆記念講演会 (要事前申し込み。先着200名まで)
(1)「若狭の仏像と多田寺」
講師:芝田寿朗氏(福井県立若狭歴史民俗資料館館長)
日時: 2/23(土)13:30~15:00
会場:龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール
(会場は龍谷ミュージアムとは異なります)
(2)「多田寺を取り巻く歴史と文化」
講師:杉本泰俊師(元小浜市立図書館館長)
日時:3/9(土) 13:30~15:00
会場:龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール
(会場は龍谷ミュージアムとは異なります)
素朴な中に力強さを秘めた仏像群の魅力を、ガラスケースのない露出展示で、横や後ろからと堪能することができます。
☆★☆★ 若狭・多田寺の名宝展 ☆★☆★
■開催日時:2013/2/9~4/7 10:00~17:00
休館/月曜日(祝日の場合は翌日)
■開催場所:龍谷ミュージアム 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
■入 場 料:一般700円 高大学生500円 小中生200円
■お問合せ:075-351-2500
http://museum.ryukoku.ac.jp/index.php