イングリッシュガーデン~英国に集う花々~/京都文化博物館
イングリッシュガーデンとは、何世紀にもわたって英国人が作り育ててきた英国式庭園というひとつのスタイルを指しますが、植物の自然な成長を活かしながら生活空間に美しくとけ込ませる庭づくりの様式は、近年日本でも人気が高まっています。
イングリッシュガーデンに見る美しい植物は大英帝国の黄金時代、エキゾチックな異世界に魅せられた人々の冒険と探求の結晶であり、これらの植物が多くの芸術家たちのイメージの源泉となって個性的なデザインを生み出してきました。
本展覧会は、ロンドンにあるキュー王立植物園の20万件を超える世界最大のボタニカルアートコレクションをもとに貴重な植物画や工芸品など約150点を紹介します。また、19世紀に世界中から珍しい植物を集めてきたプラントハンターたちの軌跡も辿ります。その中にはビーグル号に乗船して世界各地を歩き、後に『種の起源』を執筆して社会・宗教界に大論争を巻きおこしたチャールズ・R・ダーウィンも含まれています。
キュー王立植物園とは、イギリス王室の私的な庭園として始まったものですが、1841年に国立の機関として一般公開され、現在では世界最高峰の植物学研究施設として、また世界最大かつ広範囲にわたる植物や標本のコレクションも収蔵する機関としてユネスコ世界遺産にも登録されています。
関連イベント
① 講演会 「イギリス人の庭園観—世界の植物を求める旅」日 時:2016年5月5日(木・祝)午前11時〜正午
講 師:白幡洋三郎氏(中部大学特任教授・国際日本文化研究センター名誉教授)
会 場:当館3階フィルムシアター(定員170人)*事前申込必要(先着順)
参加費 :無料(ただし本展覧会入場券半券可が必要)
申込方法:往復はがきまたはホームページから参加者1名毎にお申込みください。往復はがきの場合、住所、氏名(返信面にも)、電話番号と希望イベント番号を明記し、京都文化博物館内「イングリッシュ・ガーデン イベント①イギリス人の庭園観」係へ。*参加者1名毎にお申込みください。② 講演会「植物のある暮らし」
日 時:2016年5月8日(日)午前11時〜正午
講 師:ベニシア・スタンリー・スミス氏
会 場:当館3階フィルムシアター(定員170人)
参加費 :2,000円(入場券付)
チケット購入方法:前売券販売期間中ローソンチケット(Lコード:53640)にて、本展入場券付きチケット(2,000円)をご購入ください。*全席指定で席選択不可。定員に達し次第販売終了。③寄せ植え講習会
日 時:2016年5月14日(土)11:00~ / 13:00~ / 15:00~
講 師:尾崎まこと氏・戸田和美氏((一社)日本ハンギングバスケット協会京都支部)
会 場:京都文化博物館 中庭ウッドデッキ
定 員:各回20名 *事前申込必要(先着順)
参加費 :2,500円(材料費込み、ただし本展覧会入場券半券可が必要)
バラなど花5〜6株と鉢付きで、寄せ植えはお持ち帰りいただきます。
申込方法:往復はがきまたはホームページから参加者1名毎にお申込みください。
往復はがきの場合、住所、氏名(返信面にも)、電話番号と希望イベント番号と希望時間を明記し、京都文化博物館内「イングリッシュ・ガーデン イベント③寄せ植え講習会」係へ。*参加者1名毎にお申込みください。
④ 学芸員によるギャラリートーク日 時:5月20日(金)、6月3日(金)、6月17日(金)午後6時から約30分
*事前申し込み不要、当日の入場者に限ります。
五組十名様に展覧会招待券をプレゼント
申込締切4/10 当選者は発送をもってかえさせていただきます。
招待券希望の方はメールにてお申し込みとなります。
世界遺産 キュー王立植物園所蔵
☆★☆ イングリッシュ・ガーデン ー英国に集う花々ー ☆★☆
■開催日時:2016/4/29 ~6/26 10:00~18:00 ただし、金曜日 ~19:30(入室はそれぞれ30分前まで)
休館日/月曜日(ただし5月2日(月)は臨時開館)
■開催場所:京都文化博物館 4階特別展示室
〒604-8183 京都市中京区三条高倉
■主 催: 京都府 京都文化博物館 毎日新聞社
■料 金:一般1300円(1100円) 大高生900円(700円) 中小生400円(300円) ペアチケット2000円
※上記料金で、2・3階総合展示と3階フィルムシアターもご覧いただけます。
※3階では「江戸の植物画展」を同時開催!( )内は前売(4/28まで販売/ローソンほか)
■お問合せ: 075-222-0888
■U R L:http://www.bunpaku.or.jp/