『 花鳥画展 』室町・桃山・江戸・中国宮廷画壇の名品
花鳥画とは、花と鳥を主題とする東洋画の一部門で、中国で宋時代から盛んになりました。四季の樹木草花、森林野原等
自然の中や、庭園の木立。燕・雀・雲雀等の小禽類、鷹等の猛禽類。そして蜂・蝶のような昆虫草虫。また犬・猫・兎・鹿や虎等の獣類を配した画も範疇に入ります。
日本では、宋元画の影響を受け、南北朝から室町時代に禅寺で画僧による水墨花鳥画が多く描かれ、桃山時代になると彩色の屏風絵も多く画かれるようになりました。江戸中期頃からは円山四条派や伊藤若冲等に代表される写生画が確立し、今日に至っています。
この度の展観は、中国時代の宮廷画壇の極採色の狩野派や土佐派の花鳥画を一堂に展示いたします。
≪相国寺承天閣美術館≫
☆★☆★ 『 花鳥画展 』室町・桃山・江戸・中国宮廷画壇の名品- ☆★☆★
■開催日時:2014/10/4~2015/3/22 会期中無休 10:00~17:00
■開催場所:相国寺承天閣美術館
京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
■入館料金:一般800円 65歳以上・大学生600円 中高生300円 小学生200円
■お問合せ: 075-241-0423
■URL : http://www.shokoku-ji.jp/top.php