『 伊藤若冲と琳派の世界 』 / 相国寺承天閣美術館
蔦の細道図屏風」俵屋宗達筆(重文)※6/1(月)~9/23(水・祝)まで展示
赤楽茶碗「加賀」本阿弥光悦造(重文)
「色絵龍田川透かし鉢」尾形乾山造 他、琳派の名品を展示
本年は、伊藤若冲生誕300年、
琳派の創始者本阿弥光悦が鷹峰に芸術村を築いて400年となる記念すべき年。
若沖は京都錦の青物問屋「桝源」の跡取り。光悦は刀剣の鑑定、研ぎを生業としていました。そして同じ琳派の尾形光琳・乾山は京の呉服商「雁金屋」の子息。若沖も琳派の画家達も皆裕福な町衆の出身だったのです。
若沖は相国寺113世住持梅荘顕常(大典禅師)を生涯の師とし、また道友として親交がありました。師より禅・文芸の指導を受け画業に専念していた若沖は、狩野派や琳派、中国宋・元の技法を学び、独自の写実画を完成させました。
本展では、臨済宗の相国寺・鹿苑寺・慈照寺に伝わる若沖と琳派の数々の名品が一同に展示されています。
京都が生んだ異才若冲と華麗なる琳派の絵師達
■開催日時:2015/4/8~9/23 10:00~17:00
会期中無休(7月13日のみ休館)
■開催場所:相国寺承天閣美術館
〒602-0898 京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
■入館料金:一般800円 65歳以上・大学生600円 中高生300円 小学生200円
■お問合せ: 075-241-0423
■URL : http://www.shokoku-ji.jp/top.php