陶器から青磁・白磁へ―彼らの語る歴史とは
陶磁器が語る朝鮮半島の歴史
須恵器に代表される硬質の陶器から青を基調にした青磁への劇的な変化と発展の裏には、大陸の大きな歴史のうねりが隠されています。世界に誇る青磁象嵌技術の完成には多くのドラマが隠されています。
また象嵌技術の衰退から白磁の登場とその発展の過程には、激動の東アジアの歴史が感じられます。高度な青磁の技術を乗り越えて到達した白磁の青花文壺は何を語りかけてくるのでしょうか。
本展覧会では陶磁器の変遷、そして作品一つ一つを通して、美の中に隠された朝鮮半島の歴史が紹介されています。
主な出展品
有蓋高脚坏(統一新羅8世紀)
青磁象嵌牡丹文扁壺(高麗時代13世紀)
青磁象嵌菊花雲鶴文碗(高麗時代13世紀)
青磁象嵌菊花文盞托(高麗時代13世紀)
粉青鉄絵唐草文高脚坏(朝鮮時代16世紀)
白磁壺(朝鮮時代17世紀後半)
青花龍文壺(朝鮮時代18世紀)
☆★☆★☆ 朝鮮のやきものがたり ☆★☆★☆
陶器から青磁・白磁へ―彼らの語る歴史とは
■開催日時:2015/4/7~7/26 10:00~17:00
休館日/月曜日(但し、祝休日となる場合は開館、翌日休館)
(*ゴールデンウィーク中は休まず開館)
■開催場所:高麗美術館
〒603-8108 京都市北区紫竹上岸町15番地
■料 金:一般500円 高大生400円 中学生以下無料
■お問合せ:075-491-1192
■U R L:http://www.koryomuseum.or.jp