伊藤若冲の名品展/ 金閣寺大書院旧障壁画五十面全展示
鹿苑寺の大書院の4間、および狭屋之間(さやのま)の床壁と襖には、若冲によって障壁画がそれぞれ描かれている。これらは水墨画の分野において全く独創的境地を確立したとされる若冲の傑作として声価が高い。
鹿苑寺にこの作品を描くことになった機縁は、若冲の精神的支えとなった相国寺の梅荘顕常(大典禅師)であった。
宝暦9年9月に龍門承猷が鹿苑寺第七世住持に決定した折、梅荘顕常の斡旋により入寺の記念の意味も含めて若冲に依頼し、大書院一連の襖絵50面を描かせたのであった。
「伊藤若冲の名品展」
~【重要文化財】鹿苑寺(金閣寺)大書院旧障壁画五十面全展示~
併設-江戸時代の絵画と工芸品
第一展示室/夕佳亭
第二展示室/重要文化財 伊藤若冲筆
「鹿苑寺大書院障壁画 葡萄小禽図床貼付」
「鹿苑寺大書院障壁画 月夜芭蕉図床貼付」
☆★☆★ 伊藤若冲の名品展 ☆★☆★
■開催日時:2013/6/8~9/29 10:00~15:00 会期中無休
■開催場所:相国寺承天閣美術館
602-0898 京都市上京区今出川通烏丸東入上ル
■入場料 :一般 800円 65歳以上・大学生600円 中高生300円 小学生200円
■お問合せ:075-241-0423
■URL :http://www.shokoku-ji.jp/j_now.html