京都御所春季一般公開の実施について
現在地の京都御所は南北朝の時代から明治までの500年以上に渡って、
歴代の天皇が住まわれた場所です。
平安の頃に始まった寝殿造りから、室町の武家造りへ移行する様が、
見て取れる貴重な建築物です。
もちろん一般公開では、毎回天皇家の品々が展示されます。
普段は見学予約で申し込まないと見学はできません。
京都御所春季一般公開を次のとおり行います。(申込手続不要,無料)。
- 1 期間
- 平成24年4月4日(水)から4月8日(日)までの5日間
- 2 入門時間
- 午前9時(開門)から午後3時30分(閉門)まで
- 3 参観者は,宜秋門(ぎしゅうもん)から参入し,清所門(せいしょもん)から退出することになります。
(清所門の最終退出時刻は,午後4時15分です。)
建物 展示内容 御車寄(おくるまよせ) 屏風(びょうぶ)(龍(りゅう)の図(ず)筆者鶴沢探鯨(つるさわたんげい)) 回廊(かいろう)(東側) 生(い)け花(ばな)(月輪未生流(つきのわみしょうりゅう),御室流(おむろりゅう),嵯峨御流(さがごりゅう)) 紫宸殿(ししんでん) 高御座(たかみくら)・御帳台(みちょうだい) 清涼殿(せいりょうでん) 釣灯籠(つりとうろう)5基 大臣宿所(だいじんしゅくしょ) 馬具(ばぐ)(唐鞍(からくら),和鞍(わぐら),三懸(さんがい)) 小御所(こごしょ) 板輿(いたごし)(塗輿(ぬりごし))
(人形7体)小袿長袴(こうちきながばかま)1体,小袿こうちき)2体,童女(わらわめ)2体,駕輿丁(かよちょう)2体
御所紫宸殿の左近の桜の開花は今一息でしょうか・・・
この時期、丁度御苑北西部の近衛邸址のイトザクラは満開が楽しめます。