冬至のかぼちゃは 矢田寺で。
京都・寺町三条に、たくさんの提灯がかけられた
小さなお寺があります。
その「矢田寺」は、
京の夏のお盆は六道珍皇寺の迎え鐘で始まり、
8月16日にこの矢田寺で撞かれる送り鐘をもって終わる、ことでよく知られています。
あの世まで響く迎え鐘の音に導かれて
この世に戻って来られた先祖の魂は
五山の送り火で再び冥府へと送られる
その時に撞かれるのがこの矢田寺の鐘なのです。
矢田寺のご本尊の地蔵菩薩は
「代受苦(だいじゅく)地蔵」と呼ばれ、
人々の苦しみを代わってくださると。
地獄の火焔のなかに身を置き、罪人を救う地蔵の姿を表しています。
冬になり冬至を迎えると、「かぼちゃ供養」が営まれます。
中風除けや諸病退散にご利益のある「なでかぼちゃ」に祈念し参拝を済ませると、
矢田地蔵奉賛会の奉仕者の方々によるかぼちゃの無料接待があります。
(先着1,000名限定)
そのかぼちゃをいただくと、1年間無病息災で過せるそうですよ。
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かぼちゃ供養
■開催場所:矢田地蔵尊(京都市中京区寺町通三条上ル523)
■開催日時:2019年12月23日
※かぼちゃの無料接待は10:00~
■お問合せ:矢田寺 TEL.075-241-3608
http://www.teramachi-senmontenkai.jp/kaiwai/kai01/kaiwai01_y.html