初夏の嵯峨祭
戦国時代、天文二十二年(1552)にはじまったと伝わる嵯峨祭。
神仏と民衆とが一体となり、
大覚寺統の率いる嵯峨の里に国家を形成していたように思える団結が見られる。
今も田畑と茅葺が残る愛宕の麓は不思議な里祭を守っている。
愛宕神社・野宮神社の祭礼で、
元禄4年、松尾芭蕉も見学したという記録があるらしい。
神幸祭には渡月橋に神輿の姿を見せ、
還幸祭には清凉寺前の御旅所より、神輿、剣鉾、稚児行列が
嵯峨野一帯を巡行します。
毎年5月第3日曜日に神幸祭、第4日曜日に還幸祭が行われます。
還幸祭 御旅所出発(10:00)→大覚寺(12:00頃)→嵐山(14:30頃)→御旅所(17:00頃)
春祭最後の嵯峨祭 といえば→→権者の栄枯盛衰、民の祭りはしなやかに強かに
愛宕の麓、嵯峨の春は終わりを告げ、初夏の声がする。
☆★☆★ 嵯峨祭 ☆★☆★
◼️開催日時:2019/5/19~5/26
◼️開催場所:愛宕神社・野宮神社 御旅所/市バス28「嵯峨釈迦堂前」
◼️お問合せ:075-881-1187(嵯峨祭奉賛会)
■URL :https://www.facebook.com/sagafestival