松尾大社 八朔祭
八朔とは、旧暦8月1日(朔日)の事で、台風や病害虫の被害をこうむる事が多く、 近づきつつある収穫へ順調な五穀豊穣、家内安全を祈るお祭りである。
毎年9月の第一日曜日に行われる京都で最後の夏祭りで、前日の土曜日より盛大に諸行事が実施される。
起源は、古来からの習わしで、いわゆる「八朔」または「怙恃(たのみ)の節」、「たのみの節」といわれてきた人々の年中行事に遡るとも言われる。
この「八朔」には、・田の実りをお供えする・稲穂の豊穣を祈願するという二つの意味合いがあり、鎌倉時代からの農耕社会では、春の節分とともに最重要の祭事だった。
平安時代に、空也上人が神前において初めて奏したと言われる嵯峨野六斎念仏(無形文化財)、京都で最後の「盆踊り」、相撲場では、鎌倉時代からに今日まで続いている八朔相撲が奉納され、ゆく夏を惜しむ浴衣姿の参拝者で賑わう。
また、夜ともなると境内・参道すべてに、奉献された数千個の提灯に灯が点され、八朔祭を盛り上げています。
祭りの期間中、「女みこし」と酒樽の「子供みこし」の巡行があlります。
☆★☆★ 松尾大社 八朔祭 ☆★☆★
■開催日時:2020年9月5,6日
(元々は9月1日に執り行われていたが、昭和51年以降、9月の第一日曜日となった)。
■開催場所:松尾大社 京都市西京区嵐山宮町3
■お問合せ:075-871-5016
■URL :http://www.matsunoo.or.jp/