涅槃会と大涅槃図一般公開/清水寺
経堂の堂内には、釈迦三尊像がお祀りされており、一切経を蔵しています。
本瓦葺き、入母屋造りの建物で、正面5間、側面4間の大きな建物で講堂も兼ねています。
西より東へ三重塔、経堂、開山堂、朝倉堂が一直線に並び、四つの建物とも国の重要文化財に指定されています。
お釈迦さまが入滅なさった日に、経堂にて、遺徳を讃えるための法要「涅槃会」を行います。
読経は午前7時から8時。堂内には縦391cm、横303cmの「大涅槃図」を掲げ、
どなたもご覧になれます。
「大涅槃図」は宝永5(1708)年に、絵師・山口雪渓の筆により作成された寺宝です。
『成就院日記』によると、宝永5年(1708)2月13日の記事に、「当山の経堂に涅槃尊像の儀、絵師・山口雪渓、去年亥の十二月より書き初め、当子(ね)の(年)二月までに描き終わり表具出来(しゅったい)。即ち成就院後見善良房並びに下坊中寄り合い十二日に開眼供養の法事之有り候」という記載があります。
☆★☆★ 涅槃会と大涅槃図一般公開 ☆★☆★
■開催日時:2020/2/15 涅槃会7:00~
大涅槃図一般公開 2/15~2/24 9:00~16:00
■開催場所:清水寺 経堂 京都市東山区清水1-294
■拝 観 料:大人300円 中学生以下200円
■お問合せ:075-551-1234
■U R L :http://www.kiyomizudera.or.jp/