浄土真宗最大級イベント 『御正忌報恩講』
僧侶となった40人が東本願寺にのみ口伝で伝わる「坂東曲」を披露
日本の伝統、仏教のある生活の継承を実現する
報恩講とは、浄土真宗でのみ勤まる年中行事で、浄土真宗の門信徒にとって一年の中で最も大切な法会とされており、浄土真宗の御開山親鸞聖人の御祥月命日に勤められる法要である。
毎年11月28日に勤まるのは本山のみで、約2時間以上にわたる法要には、創建1220年の歴史深い「市比賣神社」の雅楽会による演奏が行われ、口伝の声明(しょうみょう)と雅楽の音色がコラボレーションする。
■報恩講を通じて行われる「神仏習合」「和の心」の伝承
この報恩講では京都にある女性に人気のパワースポット「市比賣神社」とのコラボレーションだけではなく、創業350年老舗料亭「はり清」による精進料理が振る舞われ、僧侶とお参りに来られた門信徒と共に食事をいただく。
これにより、いち宗旨宗派の仏教行事に留まらず、日本融和の精神「神仏習合」の具現化。また、日本伝統食を通して、日本人が忘れつつある日本の精神文化の根底となす「和の心」を育む。
■報恩講開催概要
期間:2015年11月27日(金)、28日(土)
・浄土真宗宗祖・親鸞聖人の御祥月命日法要
・創建1220年の「市比賣神社」の雅楽会による演奏
・創業350年にもなる京都の老舗料亭「はり清」による精進料理の振る舞い
・500年続く特別な声明作法「坂東曲」のお勤め
本願寺眞無量院
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木津屋橋通新町東入