【本年中止】化野念仏寺千灯供養
本年の「千灯供養」(8月最終土日)は新型コロナウイルス感染症の拡散防止のため、関係者のみで執り行い、一般参拝は中止とさせていただきます。
念仏寺境内の西院の河原にj祀られている数千体の無縁仏に
ろうそくを灯し、供養する宗教行事です。
寺伝によれば、化野の地にお寺が建立されたのは、約千百年前、弘法大師が、五智山如来寺を開創され、その後、法然上人の常念仏道場となり、現在、華西山東漸院念仏寺と称し浄土宗に属する。 「あだしの」は「化野」と記す。「あだし」とははかない、むなしいとの意で、又「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図している。 この地は古来より葬送の地で、初めは風葬であったが、後世土葬となり人々が石仏を奉り、永遠の別離を悲しんだ所である。 境内に奉る多くの石仏・石塔は往古あだしの一帯に葬られた人々のお墓である。何百年という歳月を経て無縁仏と化し、あだしのの山野に散乱埋没したいた。明治中期に地元の人々の協力を得て集め、釈尊宝塔説法を聴く人々になぞらえ配列安祀してある。賽の河原に模して「西院の河原」と名付けられた。
奥嵯峨に来て、日本人の心の琴線に触れない人はいないだろう。
令和二年より以降8月最終土曜日・日曜日
受付開始/17:30(灯明/18:00)受付終了/20:30(閉門/21:00)
■開催日時:2020/8/29~8/30 17:30~21:00
■開催場所:化野念仏寺 京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
■拝 観 料:1000円(ろうそく・パンフレット込) 保護者同伴小学生以下無料
■お問合せ:075-861-2221
■URL :http://www.nenbutsuji.jp/index.html