食べずに摩る唱える埋める★きゅうり封じ/五智山蓮華寺
祇園祭の最中、八坂さんの神紋木瓜を食べてならないが、
確かに祈祷に使わないとの言い習わしはない。
仁和寺の隣にある真言宗別格本山”五智山蓮華寺”では、
“きゅうり”を使って厄病除けを行っている。
きゅうり封じとは弘法大師が一切衆生病苦・悪業の根を断ち切って病苦を和らげ、業病・難病からのがれ丈夫で長生きし、安楽に往生できるようにとその願を込めて五智不動尊を創祀せられた際に残された秘法です。土用丑の日は年1回の秘法厳修の日です。
きゅうりは95%以上が水分。きゅうりで体をさすることによってその水分に悪いものが溶け込みやすいと考えられたことからきゅうりが使われたそうです。
今年は28日と29日の両日に「きゅうり封じ」 が執り行われる。
きゅうりに名前、年齢、病名などを記し、厄病除けの祈祷を受け持ち帰る。
体の具合の悪い部分を、そのきゅうりで3日間撫でて、
4日目の朝に清浄な土に埋めると病が治癒するといわれている。
毎月28日は御不動様の縁日にあたります。護摩とは真言密教における秘法で、人々をより高い精神的境地へ導きます。そこに生ずる智慧の浄火で、あらゆる煩悩を焼き清めるために行われます。
■開催日時:2014/7/28 前 夜 祭 12:00〜20:00
7/29 土用の丑 6:00〜18:00
■開催場所:五智山蓮華寺
〒616-8092 右京区御室大内209
■祈 祷 料:1000円 (きゅうり含む)
■お問合せ:075-462-5300
■URL :http://rengezi.com/
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