虚空蔵法輪寺 針供養
法輪寺針供養は、皇室で使用された針をご供養せよとの天皇の命により始まったといわれています。
現在でも毎年12月の針供養の際には皇室からお預かりしました針のご供養をしております。
針供養当日の法要の際、ご供養にこられた方には蒟蒻に大針をお刺し頂いております。
これは、これまで一所懸命働いてくれた針を蒟蒻にさして休んでもらおうということであります。ご使用済みの針は、法要の執り行われる当日にお持ち下さい。それ以外の日にお預かりすることは出来ませんのでご了承下さい。なお、当日以外にお持ちになられる場合、個別のご供養となります。
使い古した針など供養をしてもらう持参の針は本堂前の入れ物に入れます。
そして、仏前に置かれた二枚重ねの巨大な蒟蒻の供養台に、五色の糸の着いた巨大な祭事用の針を刺しこみます。
供養台はが三箇所用意されていますので、進み出て適宜な台に刺します。
軟らかい物で針を労うようにと蒟蒻が使われています。豆腐を使われている寺院もあるようです。
蒟蒻に針を刺して技芸向上を願うという平安時代からの慣わしが、今も続けられています。
☆★☆★ 虚空蔵法輪寺 針供養 ☆★☆★
■開催日時:2014/2/8 11:00~13:00
■開催場所:法輪寺
京都市西京区嵐山虚空蔵山町
■拝 観 料:境内無料
■お問合せ:075-862-0013
■U R L :http://www2.ocn.ne.jp/~horinji/