秋季 伽藍内特別公開 法然院
本堂で本尊阿弥陀如来像に御参拝いただいた後、方丈の狩野光信(1565~1608)筆の襖絵(重要文化財)、 堂本印象(1891~1975)筆の抽象画の襖絵、方丈庭園、大書院などをご鑑賞下さい。随時、法話もいたして おります。法話の時刻は毎日変わります。ご聴講ご希望の方は当日の朝に時刻をお問い合わせ下さい。 合掌
公開される文化財
本堂、本尊阿弥陀如来坐像、方丈、狩野光信筆襖絵(重文)、庭園、他
鎌倉時代の初め、専修念佛の元祖法然房源空上人は、鹿ヶ谷の草庵で弟子の安楽・住蓮とともに、念佛三昧の別行を修し、六時礼讃を唱えられた。1206年(建永元)12月、後鳥羽上皇の熊野臨幸の留守中に、院の女房松虫・鈴虫が安楽・住蓮を慕って出家し上皇の逆鱗に触れるという事件が生じ、法然上人は讃岐国へ流罪、安楽・住蓮は死罪となり、その後草庵は久しく荒廃することとなった。江戸時代初期の1680年(延宝8)、知恩院第三十八世萬無和尚は、元祖法然上人ゆかりの地に念佛道場を建立することを発願し、弟子の忍澂和尚によって、現在の伽藍の基礎が築かれた。
浄土宗内の独立した一本山であったが、1953年(昭和28)に浄土宗より独立し、単立宗教法人となり現在に至っている。通常伽藍内は非公開であるが、毎年、4月1日から7日までと11月1日から7日までの年2回、伽藍内部の一般公開を行っている。
第49回 京都非公開文化財特別公開
■開催日時:2013/11/1~11/7 9:00~16:00
■開催場所:法然院 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30
■拝 観 料:大人800円 中学生・高校生400円
■お問合せ:京都古文化保存協会 075-561-1795
■URL :http://www.kobunka.com/
http://www.honen-in.jp/