神泉苑祭
今を去る寿永元年(1182年)、大日照りとなり賀茂川や桂川の水も絶え、日本中の人々が苦しんだ。
慣例によって神泉苑に各寺院の高僧が100名集められ、経を読み雨を祈ったが効験がなかった。
そこで、見目麗しい百人の白拍子を神泉苑に集め、後白河法皇の行幸を仰ぎ、九十九人が舞いを舞ったが
効験はなかった。
「あと一人舞ったくらいで龍神様が雨を降らせるだろうか」という意見もあったが、
法王は静御前に舞わせてみた。
静御前が舞いを舞ったところ、にわかに黒雲が出てきて、三日間大雨が降り続いて
国土は安穏になった。
法王は感激されて、静御前に「日本一」の称号を与えた。
『静御前と神泉苑』(義経記より)
神泉苑祭は、その神泉苑内に祀られている「善女龍王社」の祭礼です。
○大般若経転読法要 5月2日 午後2時 本堂にて
○奉納よかろう太鼓 5月2日 午後7時
○子供みこし巡行(教業子供みこし会) 5月3日 午前9時半~正午
○神泉苑祭祭典 5月3日 午前11時 善女龍王社前にて
○稚児巡礼及びお練り 5月3日 午後1時半~午後3時
○「静御前の舞」奉納 5月3日 午後6時~ 法成橋にて
○神泉苑狂言資料特別展観(面・衣装・道具等) 5月2日・3日 午前10時~夕方 方丈2階にて (神泉苑狂言は本年より11月7日(金)~9日(日)に公演となります。)
○鉄道模型展示運転会(梅小路ぽっぽクラブ) 5月2日・3日 境内東側にて
○野点茶会 5月3日 午前10時~午後3時 本堂前にて
■開催日時:2014/5/2~5/3
■開催場所:神泉苑
京都市中京区御池通神泉苑東入門前町166
■料 金:境内無料
■お問合せ:075-821-1466 shinsenen1200@mbox.kyoto-inet.or.jp
■U R L:http://www.shinsenen.org/index.html