御香宮の宵宮で、20基の花傘とギャル神輿を堪能する
10月6日夜、伏見大手筋商店街から御香宮神社へと参詣した。
その日は御香宮神社神幸祭の宵宮であった。
伏見の元気に圧倒され、持ち帰らせて貰った次第である。
古より「伏見祭」とも称せられ、洛南随一の大祭として富みに知られる祭礼の中心は神輿渡御である。
その神輿は、徳川家康の孫娘、千姫の初誕祝いに奉納されたもので、通称『千姫神輿』と呼ばれ、
千貫神輿とまではいかないが、京都一重い神輿として氏子の自慢の一つである。
しかし、余りにも重く、今では担げないらしく、このように飾られていた。
神幸祭で担がれるのは・・・現在この三基である。
昭和三十七年、「千姫神輿」にかわって鵜鳥型と神明型(雁又)の二基を新調、
昭和六十二年神輿一基を新調しての渡御である。
その神輿渡御の 「お迎え提灯」 として、各町内より『花傘』が参宮するのが有名で、
別名『花傘まつり』とも称せられ、
各町内の人々の趣向を凝らした『花傘』が子供神輿や女神輿とともに大声で賑やかしいのである。
静々と行列する葵祭の風流傘や花傘とは正反対である。
御香宮神社
京都市伏見区御香宮門前町
075-611-0559
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/gokounomiya/