広河原の松上げ
■開催日時:毎年8/24 20:30~21:40頃 ※小雨決行
■開催場所:左京区広河原「下の町」バス停前(行事終了後のバス便はありません)
■お問合せ:左京区役所花脊出張所 075-746-0215
■広河原松上げ保会
https://www.facebook.com/hirogawaramatuage2013
洛北の山村に伝わる愛宕信仰に基づく火伏せの行事。
林業とともに炭焼きが盛んだった集落に「火」はなくてはならないものであると同時に、その火の恵みや驚異に対する認識も深かったことから、年に一度愛宕の神に火を奉納する行事として今も伝えられている。
広河原松上げは愛宕大明神に献燈し、五穀豊穣・無病息災を祈念する神事であるという。
(参照 http://www.bukkyo-u.ac.jp/mmc01/yagi-to/matuage.htm)
河原や畦道に差し込んだ約千本の松明に点火、高さ約20メートルの大傘へ松明を投げ上げ火をつける勇壮な祭。四方から上がる火が弧を描き、交錯して夜空を焦がす。
夏の終わりを告げる風物詩として古くから親しまれてきました。
高さ約20メートルのトロギへ向かって,総勢40名もの男たちが手にした松明を投げ上げる壮大な火の祭りが,松上げです。夜空に描かれる炎の放物線が印象的ですが,広河原では,男たちが放り上げる松明を「放り上げマツ」と呼びます。
広河原の松上げの特徴は,トロギが倒されてからにあります。それはツッコミと呼ばれ,燃え上がる炎の中に二方から丸太を突き刺し,火の粉を夜空に舞い上げます。