平成28年京都御所春季一般公開
京都御苑内や御所内の桜の頃
恒例の春季一般公開が始まります。
主な障壁画
諸大夫の間/虎の間(筆者・岸 岱 がんたい)鶴の間(筆者・狩野永岳) 桜の間(筆者・原 在照 )
清涼殿 /弘廂 昆明池障子こんめいちのしょうじ(筆者・土佐 光清)・ 荒海障子(筆者・土佐 光清)
御学問所 /上段の間 十八学士登瀛州図(じゅうはちがくしとうえいしゅうず)(筆者・狩野 永岳)・ 中段の間 蘭亭ノ図(筆者・岸 岱)・下段の間 岳陽楼図(筆者・原 在照)
御常御殿 /御小座敷上の間 和歌ノ意(筆者・中島 来章)・御小座敷下の間 和耕作図(筆者・塩川 文麟)
一の間 朗詠ノ意(筆者・狩野 永岳)・ 二の間 四季花鳥図(筆者・鶴沢 探真)・上段の間 尭任賢図治図 ぎょうにんけんとちず(筆者・狩野 永岳)・中段の間 大禹戒酒防微図 たいうかいしゅぼうびず(筆者・鶴沢 探真)・下段の間 高宗夢賚良弼図 こうそうむらいりょうひつず(筆者・ 座田 重就)・御三間/上段の間 朝賀図(筆者・住吉 弘貫)・中段の間 賀茂祭群参図(筆者・ 駒井 孝礼) ・下段の間 駒引図(筆者・岸 誠)
京都御所は、その古来の内裏の形態を今日に保存している由緒あるもので、
現在のものは安政2年(1855年)の造営である。
紫宸殿を始めとし、清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿など
平安時代以降の建築様式の移りかわりをつぶさに見ることができます。
展示
雅楽の人形の展示 小御所
小御所においておこなわれた行事「御笙始(おしょうはじめ)」を人形と楽器で表現します。
『孝明天皇紀』附図にある文久元年(1861)8月に行われた「御笙始管絃図(おしょうはじめかんげんず)」では,小御所で天皇出御のもと,伏見宮貞教親王(ふしみのみやさだのりしんのう)が琵琶(びわ),中山忠能大納言(なかやまただやすだいなごん)が笛(ふえ),その他貴族が演奏した図が画かれています。
催し
月日 | 催し物 | 時間 | 場所 |
---|---|---|---|
4月9日(土) | 雅楽(ががく) (平安雅楽会) | 10:00,11:00 | 春興殿前広場(しゅんこうでんまえひろば) 雨天:承明門(じようめいもん |
4月10日(日) | 蹴鞠(けまり) (蹴鞠保存会) | 10:00,11:00 | 春興殿前広場 雨天:新御車寄 |
■開催場所:京都御所(京都市上京区京都御苑)
■開催期間:2016/4/6 ~4/10 9:00~15:30
参観者は,宜秋門(ぎしゅうもん)から参入し,清所門(せいしょもん)から退出 (清所門の最終退出時刻は,午後4時15分です。)
■入 門 料 :申込手続不要、無料
■お問合せ:宮内庁京都事務所庶務課
TEL.075-211-1211(8:30~17:15 平日のみ)