哲学の道界隈の紅葉と秋の特別公開 霊鑑寺
哲学の道で紅葉を楽しみ、法然院などに立ち寄る人は多い。
そこで、鹿ケ谷あたりにやってくれば、「霊鑑寺」を思い出して貰いたい。
色鮮やかな紅葉で見事な美しい庭園が特別公開で拝観できるのである。
山裾に広がる回遊式庭園は、樹齢350年を超えるタカオカエデをはじめ色とりどり。
歴代皇女が入寺された「谷の御所」の紅葉が楽しめる。
後水尾天皇の皇女・多利宮(たりのみや/浄法身院宮宗澄尼)を開基として創建された尼門跡寺院であるところから、御所人形など貴重な寺宝が残されている。
また、後西天皇の院御所の御殿を移築した書院は、狩野派の作と伝わる「四季花鳥図」などの華麗な障壁画に彩られており、江戸幕府十一代将軍・徳川家斉が寄進された本堂には、
如意輪観音像が安置それている。
秋の特別公開ではこれらも拝観できるのである。
秋の特別公開 霊鑑寺(れいかんじ)
■開催日時:2012/11/17(土)~12/2(日) 10:00~16:00(受付終了)
■開催場所:霊鑑寺 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町
■拝 観 料:大人 600円/小学生 300円
■お問合せ:075-771-4040 (霊鑑寺)
075-752-7070 (京都市観光協会)
http://www.kyokanko.or.jp/