冷泉家の「乞巧奠（きっこうてん）」とは「乞巧奠」とは、冷泉家に昔より伝わる七夕の行事です。冷泉家の行事は、今も旧暦で行われ、今年の乞巧奠も旧暦の７月７日に近い日を選んで行っています。
「星の座」とよばれる彦星・織姫へのお供え物を前に、蹴鞠・雅楽・披講（和歌の朗詠）を二星に手向けます。そして、続いて天の川に見立てた白い布が敷かれ、天の川をはさんだ男女が和歌の贈答をおこないます。

例年、「乞巧奠」は、今も京都の御所の北側にひっそりとたたずむ冷泉邸で、和歌の門人を中心とした限られたお客様をご招待して行って参りました。
今年は、皆様の「乞巧奠をぜひ見たい」というご要望にお応えして、ホルでの開催を決定いたしました。
本来は、星の見える刻⋯夜の行事なのですが、ご来場の方の便を考慮し、昼夜二公演行います。
今に守り伝えた伝統の「乞巧奠」をご高覧ください。

ー和歌の巧みを星に願う、王朝びととしての時間を過ごすー

■開催日時：2019/8/8　開場13:00～・17:30～
■開催場所：京都府民ホールアルティ
〒602-0912
京都市上京区烏丸町一条下龍前５９０−１
■料金：6000円（1人）チケットはこちらから→チケットぴあ
■お問合せ：075-241-4322
冷泉家時雨亭文庫事務局
■ＵＲＬ：http://www.reizeike.jp/