恒例の秋の特別公開で、枯山水庭園「紫雲の庭」と回遊式庭園が公開されている。
その他名仏師・運慶の作と伝わる文殊菩薩像、仕掛けのある「虎の襖絵」、

そして今回は、大河ドラマ主人公・ 新島八重の写真や直筆の和歌、会津藩主・松平容保の遺墨、藩士の鎧兜などなど、くろ谷さんゆかりの寺宝が特別公開される。

白砂と苔、紅葉と池の調和が見事に美しい。毎年の楽しみどころである。

御影堂には、文殊菩薩像(伝運慶作)や吉備観音像（重文）が祀られ、大方丈では「虎の襖絵(久保田金僊筆)」や「松の図(今尾景祥筆)」などの鮮やかな障壁画を、見ることができる。

そしてそして、２年に及ぶ修復工事完了を記念して特別公開される山門は、楼上内部の天井一面に「蟠龍図(ばんりゅうず)」が描かれ、京都市内が一望できる。

拝観のあと、文殊塔まで石段をあがり、紅葉と市内を展望し、
紫雲石、会津藩士墓地を回遊されんことをお奨めしたい。

メルマガ「京都電脳新聞」　コラム“京に癒されて” もお読みください。

→→→→→→→→→→→→無料定期購読受付中←←←←←←←←←←←←